お待たせしました。

少し諸事情により中断しておりましたが、また再開させていただきます。

少し古い記事もございますが、お楽しみいただけますと幸いです。

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記事1:『Young CEOs call for more business friendly policies』

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/business/young-ceos-business

 

内容と背景:

ルワンダはビジネス環境の良さで知られてきていますが、何がその背景にあるのでしょうか?多分それは官民それぞれの距離の近さではないでしょうか?今回の記事に書かれているように、民間部門の人たちが法や政策などを整備する人たちとより近い距離で話し合いができることがビジネス環境を良くすることに一役買っていることは大きいのではないかと思います。

そんな中で今回の中心は若手起業家たちです。今回、税や融資へのアクセス、スキルへのアクセス、そしてビジネスセクターフレンドリーな政策の少なさを、ルワンダでビジネスをする際に、登記からアフターケア、労働許可の取得など、様々な段階で関わることになる、RDBとして知られる、ルワンダ開発局(Rwanda Development Board)と会談の機会を持ちました。特に大きく若い起業家らからは税制度と国が特に発展を推し進めている産業の関係性や、輸出をこれから活発にするにおいて政府からのファシリテーションやサポートの必要性についての質問や要望があり、RDBをはじめとし、商工会議所(Private Sector Federation)やMinistry of Youth(30歳以下の人口が7割くらいを占めるルワンダにあって、若者の台頭しやすい環境作りなどを主なミッションの一つとする省庁)の関係者らからは、若手起業家からの要望に応える為に取り組み旨であったり、今後の同世代のルワンダの経済発展への機体であったりが述べられた。

 

今後のビジネス環境の変化に期待をして見守っていきたいですね。

 

記事2:『East African airlines increase competition with new routes

記事リンク:https://africa.businesschief.com/leadership/4366/East-African-airlines-increase-competition-with-new-routes

 

内容と背景:

アフリカの印象を聞いた時、大抵最初に帰ってくる答えの一つに、「遠い」という回答がある。それには色々な理由がある、距離的な遠さから、フライトのコネクトの悪さであったり。しかし、近年は中東のキャリア勢の充実もあり、アフリカ大陸までとても近くなった。エチオピア航空に関しては、実際に日本を含むアジアまでその路線を拡大させており、用途やスケジュールに合わせて選択できるようになってきた。

そんな中で飛び込んできたのがこのニュース!東アフリカ諸国のナショナルキャリア勢がその航路を拡大させてきているというもの。エア・タンザニアをはじめ、ルワンダ・エア、ケニア・エアウェイズなどがアフリカ大陸内の航路を増やすだけでなく、ヨーロッパ方面へのフライトを増やす計画を立てている。エア・タンザニアは中国までもその航路を増やすという。

 

まだまだ1日近くかかってしまうアフリカまでの航路、しかしそれも今後ルートが増えるだけでなく、時間も短縮されるのが楽しみだ。

 

記事3:『Rwanda collaborates with Japan to launch satellite

記事リンク:https://www.itnewsafrica.com/2019/02/rwanda-collaborates-with-japan-to-launch-satellite/

 

内容と背景:

近年、特に技術面での取り組みを皮切りに日本とルワンダとの間で多くのプロジェクトが進んでおりますが、今回はルワンダの宇宙への野望について。2月末にルワンダもアフリカで衛星の打ち上げに成功した10カ国(アルジェリア、エチオピア、ケニア、ジンバブエ、南アフリカ、モロッコ、エジプト、ガーナ、ナイジェリア)の仲間入りをし、今年には東京大学と共同で取り組んでいるキューブサットの打ち上げも計画されているとか。そしてこの取り組みでは、東京大学に実際に研修生を送り込み、打ち上げだけでなく、その衛星を作ることを学んでいる。昨年のトランスフォームアフリカサミットでは実際に東京大学の関係者が両者の取り組みに関して、そして打ち上げだけに終わらないさらなる有効活用の可能性などに関して話し合うセッションがあった。今後の取り組みが楽しみだ。

 

記事4:『Microsoft opens data centres in Africa with intelligent cloud services

記事リンク:https://www.itnewsafrica.com/2019/03/microsoft-opens-data-centres-in-africa-with-intelligent-cloud-services/

 

内容と背景:

今回、マイクロソフト社が自社サービス、Microsoft Azureの提供をアフリカに設立するデータセンターを介して行うことを発表した。今回は南アフリカのケープタウンとヨハネスブルグにそれぞれデータセンターを設立する。南アフリカ、ケニア、ナイジェリアなどの企業をはじめとして様々なアフリカの企業のクラウドサービス活用の増加に応える形になると同時に、これまでマイクロソフト社がアフリカで展開している様々な取り組みを今年の終わりにかけて充実していくことになる。今後の展開が楽しみである。

 

記事5:『How Rwanda stole Kenya’s thunder in ICT innovation

記事リンク:https://www.standardmedia.co.ke/article/2001315049/how-rwanda-stole-kenya-s-thunder-in-ict-innovation

 

内容と背景:

東アフリカを見た時、やはりケニアがとても大きなマーケットを有しているのは明らかなこと。ダイナミズムであったり、市場、人口の多さなど様々な点が挙げられる中、他の国々の台頭も見られるようになっています。

そんな中で今回は、ルワンダがICTイノベーションの分野でケニアの座を脅かしているという面白い記事。政策、ビジネス環境、インフラ、これまでの達成事や課題などいろんな視点から書かれた記事です。東アフリカ進出にご興味をお持ちの方にとってはいい情報ソースでしょう!

 

記事6:『African e-commerce startup Jumia files for IPO on NYSE』

記事リンク:https://techcrunch.com/2019/03/12/african-e-commerce-startup-jumia-files-for-ipo-on-nyse/

 

内容と背景:

アフリカでEコマースの企業といえば、Jumia!そのJumiaが今回、ニューヨーク証券取引所への上場手続き書類を提出したという話。

Jumiaは2012年に創業のナイジェリアの企業で、現在はアフリカの14カ国でそのサービスを展開しており、2018年だけで1300万パッケージの発送を実現したアフリカ大手のEコマースの企業です。(アマゾンは世界中で2017年に50億パッケージを発送)

ニューヨーク証券取引所への上場となりますと、アフリカ初となると同時に、今後の多くのアフリカ出の企業の世界での飛躍の大きなきっかけになることが期待されます。

 

記事7:『New technology that could reduce post-harvest losses』

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/business/new-technology-could-reduce-post-harvest-losses

内容と背景:

今回はルワンダでの投資の機会をお届けします。

「食」はとても重要なもの。それを確保するために農産物の生産性の向上や品質の向上・維持、そして収穫後の保存など様々な段階でより高い技術が求められます。

そんな中で、ルワンダでは、収穫物の品質維持できないなどの理由で生じる収穫後の損失が現在16%となっているところ、2024年までにこれを5%への減少を実現すべく国をあげて取り組んでいる。Purdue Improved Crop Storage (PICS)と呼ばれるシンプルかつ低価格でこの課題に解決に取り組む作物を貯蔵できる袋の普及を目指している。

 

農作物の損失だけでなく、加工技術なんかもルワンダだけでなく、他のアフリカ諸国でも求められる技術ではないだろうか?

我こそは!という企業の皆様一度検討なさ流のもいいかもしれません。

 

記事8:『Why you should invest in Rwanda』

記事リンク:https://www.cnbcafrica.com/videos/2019/03/15/why-you-should-invest-in-rwanda/

 

内容と背景:

鉱山業を営む、Emery Rubagenge氏(Roka MinesのCEO)がインタビューでなぜルワンダに投資すべきかについて、特に彼の所属する鉱山業分野から見た可能性について話している。

アフリカ各地で産出される鉱物の持つポテンシャルを最大限に活かすためにはパートナーシップなどの締結が大きな役割を持つと話しています。

パートナーショップの締結はルワンダだけでなく、アフリカ進出の際に一つ考えてもいい進出の方法でしょう!

 

記事9:『AFRICA』

記事リンク:https://www.japan.go.jp/technology/infrastructure/africa.html

 

内容と背景:

今年の8月末(28日〜30日まで)には第7回目のTICAD(アフリカ開発会議)が横浜で開催されます。それに先立ち、日本のアフリカとの関わりについての短編の動画が日本政府から公開されました。

これからの日本とアフリカの関係性や方向性を知る最適な機会でもあるTICADに向けての準備としてご覧ください。(こちらは日本の情報を海外向けに発信するサイトのため英語だけです。)

 

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